新規構築中に開発業者が撤退 引き継いで販売サイトにレンタル機能を追加 ECCUBE3 新規開発 ECサイト構築事例

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Webレンタルの新規事業を展開中のお客様よりご発注いただきました。自社運営のECサイトにレンタルの機能を追加したいというご要望でした。新規構築中でしたが開発が思うように進まず開発業者が撤退。弊社に引き継いだのち、6カ月で開発し、リリースを実施しました。

ご発注の概要

依頼内容EC-CUBE ver3 に、レンタル機能を追加する
お客様の業種カメラ等のレンタル
期間約6カ月
ご予算300万円
目次

背景・課題

お客様が自社でECサイトを運営しようと企画し、とある開発業者さまに依頼していました。しかし開発途中で話が折り合わずに撤退となってしまったそうです。そんなときにツチノコテクノロジーに声をかけていただきました。ECCUBEは、弊社内でも何度か実績があり、引き継ぎ期間を2カ月いただいたのち、開発を引き継ぎました。

課題

  • もともとの開発業者様が撤退となってしまい、開発を引き継いでくれる人を探していた
  • ECCUBE3、PHP言語について知っている方でないと作業が依頼できない
  • 当初予定よりも開発が遅れており、急いでリリースしたい

提案・対応

  • 未確定仕様をすべてキャッチアップし、仕様確定
  • 開発環境がなかったため、Dockerで開発環境を構築
  • Slackでチャットグループを作成して、担当エンジニアがお客様と直接会話

未確定仕様をすべてキャッチアップし、仕様確定

受注後、すぐに秘密保持契約書(NDA)と業務委託基本契約書、業務委託個別契約書を締結しました。

トラブルの原因は、仕様が未確定なまま進んでしまったことによる、見積りトラブルでした。
仕様を確定しないとデータ設計が不明確となり、同じ機能を二度、三度と修正する必要が出てくることがあります。そのため、仕様が確定していなかったレンタル商品のキャンセル、返却遅延と次の顧客へのレンタル期間の設定、レンタル商品をそのまま購入する機能など、マイページの機能作成と合わせて仕様を確定していきました。

この仕様確定により、作業担当者がどのような機能を実装するのか明確になり、素早く作業を行うことができました。

開発環境がなかったため、Dockerで開発環境を構築

開発環境がなく、1つの開発サーバーにて作業を実施している状況でした。そのため、インフラチームのほうで検証環境に近しい状況のDocker環境を整え、複数人で開発を実施するための準備を急ピッチで実施しました。

1つずつ機能をリリースしていき、すぐに検証していただく方式で作業実施

Slackで各機能開発を担当者ごとに実施し、最短で作業できる方法を模索しました。

Docker環境を構築後、自動deployの設定を実施しました。GitHubで各機能ごとのブランチからdevelopブランチにマージすることで、自動で検証環境に反映されます。この内容をふまえて、プルリクエストのチェックを実施後にすぐに検証環境に反映→連絡して検証いただくという流れで作業を進めることができました。

画面、サーバーサイドの機能、管理画面をすべて素早く対応し、素早くチェックいただきました。

成果

  • 不明確な仕様をきちんと決めることで、やることを決定することができました
  • 開発環境、検証環境を整えることで、各担当者にお客様との会話ができるようになりました。「誰が」「何を」「いつまでに」対応するのかが明確になり、お客様の不満が解消しました。

開発の悪い流れを断ち切り、良い状態にするためのサポートを万全に行っております。

コメント

ツチノコ

フレームワークが提供していない決済方式を導入するのは非常に大変でした。決済代行会社さまとのやり取りもツチノコテクノロジーがお引き受けしました。
このような状況でもお応えすることができるタイミングもございますので、ぜひお気軽にご相談ください!

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