長年運用してきたWordPressをそのまま移行する作業、および、Laravel新システム両方のAWS本番・検証環境構築 インフラ環境構築事例

システム開発会社様より、長年運用してきてたくさんのカスタマイズが入ったWordPressをそのまま移行する作業と、LaravelのためのAWS環境構築をご依頼いただきました。ご依頼いただいた際に、大手の顧客のセキュリティ等の要件が厳しいため、細かい対応をとご要望いただきました。AWS環境構築、設定内容の資料まとめ、打ち合わせへ参加し説明するなど、インフラ環境構築のほとんどをお任せいただきました。

ご発注の概要

依頼内容	AWSサーバー構築と旧サービス（WordPress）の新サーバーへの移行
お客様の業種	飲食関連
期間	約2カ月
ご予算	100～150万円

背景・課題

システム開発会社様からのご依頼でした。依頼主様からの受注済、予算確保済みで弊社にご相談いただきました。インフラ環境構築については専門性の高い会社に依頼したいと考えていらっしゃいました。 予算が多くないため、大企業ではなくベンチャー企業などを希望なさっていました。

提案・対応

Slackでチャットグループを作成して、エンジニア同士が直接会話

受注後、すぐに秘密保持契約書（NDA）と業務委託基本契約書、業務委託個別契約書を締結しました。

次に、エンジニア同士ですぐに会話が開始できるように、Slackでチャットグループを作成しました。検証環境・本番環境を構築後、Laravel開発担当者様がデプロイして動作確認をすぐに行っていただきました。

S3関連のトラブルなど、Laravel開発担当者様からの質問にすぐに対応いたしました。

AWSはセキュリティガイドラインを遵守して設定

大手企業様からのシステム構築のためのインフラ環境構築のご依頼ということで、PDFで数十ページにわたるセキュリティガイドラインの遵守が求められました。３名のインフラ担当者が全ページ読み込みをおこないました。作業後、ダブルチェックをおこなって、納品いたしました。

セキュリティチェックリストに基づく資料の作成と、先方不明点の説明を実施

Laravelが無事に動作確認をおこなうことができたのち、AWSの最終設定状況をすべてまとめて資料を作成いたしました。ExcelをMicrosoft SharePointにて共有し、全メンバーが確認しながら資料を分担して作成いたしました。セキュリティガイドラインを遵守し、AWSの各サービスごとの設定内容を１シートずつ分けて記載しました。

また、記載内容の不明点については、ZOOM会議にて構築担当者が直接説明いたしました。ツチノコテクノロジーでは、ZOOM会議は必ず録画して、会議後に共有しております。聞きそびれた内容が再度確認いただけますので安心してお話しいただけます。

成果

新サーバーの設置、Laravel動作環境構築、既存サービス（Wordpress）の移行作業にともなう環境構築と移行作業本体と、多くの知識が必要な作業になりました。

AWSは以下のサービスに対して設定を実施いたしました。

• VPC
• EC2
• ELB
• RDS(Amazon Aurora）
• ElastiCache(Redis)
• Amazon SES
• S3
• IAM
• CloudTrail
• AWS Config
• AWS WAF
• GuardDuty
• CloudWatch
• CloudWatchLogs

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