「新しく制作するホームページで、「チャットでやり取りするようなページ」を作ってほしい」とご依頼がありました。チャットボットとは、例えばこちらのKDDIトビラさまの記事がわかりやすいです。
■ヤマト運輸
荷物のお問い合わせの中でも多い『再配達の依頼』や『受取日時の変更』をLINE上で完結できる。日付の入力やボタンタップによる会話方式で手続きも簡単で、時間を問わずチャットで手続きできるという利便性は非常に高い。また、最近では、Googleアシスタントと連携し、Google Home に「OK Google,ヤマト運輸につないで」と話しかけることで配達日時の変更も可能になった。たとえば、再配達の場合。LINEで友だちになり、左下にあるメニューから『再配達』をタップし、会話形式で送り状番号、再配達希望日、希望時間帯を選ぶだけで再配達が依頼できる。テキストで確認しながら操作できるため、日付や時間も間違いにくい。
KDDIトビラ
Chatbot(チャットボット)とは? AI自動会話の仕組みや導入事例で見るメリット
https://time-space.kddi.com/it-technology/20200110/2817
こちらのクロネコヤマトさまのような会話形式で、どのようなご要望があるのかをうかがうことができるページをWordPressに作成することになりました。
ご発注の概要
依頼内容 | WordPressのホームページにチャットボットを追加する |
お客様の業種 | 外壁塗装業 |
期間 | 3カ月 |
ご予算 | 50~100万円 |
背景・課題
外壁塗装業を営むお客さまは、いくつかの相見積もりサービスを利用して、集客なさっていました。
自社のホームページからの流入が少なく、デザイナーと相談しながら新ホームページの構想を練っている際に弊社代表永井と話をする機会があり、チャットボットが制作できないかと相談いただきました
課題
- 集客に課題がある
- 相見積もりのサイトから誘導し、チャットボットで事前ヒアリングができるようにしたい
- WordPressへ組み込みしたい
提案・対応
- リニューアル後のホームページデザインに合わせてチャットボットのデザインを作成
- チャットボットはWordPressにプラグインとして組み込み
- やり取りデータをjson形式で保存し、書き換えできるように制作
リニューアル後のホームページデザインに合わせてチャットボットのデザインを作成
ホームページのリニューアルが先行して実施されていました。デザインも明るく素敵でしたので、私たちの制作するチャットボットのページでも、デザインを統一することにいたしました。
デザインと同時に、チャットボットの質問内容もリストアップをおこないました。
質問事項がすべて出そろったところで、機能の制作をおこないました。
チャットボットはWordPressにプラグインとして組み込み
WordPressへのページ組み込み作業は、デザイナーさんがテーマを作成して対応中でした。
並行して作業する必要があるため、私たちはプラグインで対応することで、デザイナーさんの作業と別作業を実施することができるように制作を進めました。
WordPressのプラグインとして組み込むメリットは、ホームページがさらにリニューアルしても使えることです。プラグインにすることで、プラグインの設定ページなども作成することができました。
やり取りデータをjson形式で保存し、書き換えできるように制作
チャットボットは決まった形式の質問をお客さまに実行します。途中で、説明が必要になったり画像を見てほしくなったり、チャット内容の変更があることを想定していました。
そこで、やり取りのデータをjson形式にし、変更方法をお客さまにお伝えすることで、運用していくうえで変更したくなったやり取りに関しては、お客さまが変更できるように機能を制作しました。
成果
- デザイナーさんの作業を邪魔せず、並行作業を実施できました
- WordPressのプラグインにすることで、テーマに依存しない機能・ページ追加を行うことができました
コメント
チャットボットを作成した際に、やり取りのパターンの多さに圧倒されました!外壁塗装はこんなにも考えないといけないことがあるんだなと、あらためてお仕事をリスペクトいたしました!
Webサイト制作に際して、自分たちではできないちょっと難しいことをやりたいとご検討中のデザイン会社様、ぜひご相談ください!
\ お話しいただければすぐに解決! /